【レビュー 感想 前編】 hide word FILE 言葉から見るhideさんの性格


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本日はセブン&アイ出版の hide word FILE 購入してみたので

hideさんの軌跡と、言葉から見るhideさんの性格を分析してみようと思います。

 

hide word FILE (カリスマの言葉シリーズ # 21)

hide word FILE (カリスマの言葉シリーズ # 21)

 

本書はhideさん没後20年企画として、「hideの言葉」にフォーカスを当て、hideさんの精神と人間性を追求した「語録集」という位置付けとなっています。

それに加えて、hideさんの関係者が、それぞれの視線でhideさんを語っており、170ページの中にhideさんの事が凝縮されて綴られています。

 

若干のネタバレを含みますが、本書ではより詳細に書かれていますので、是非読んでみて下さい!

 

 

 

 

hideさんの軌跡

まずは本書に書かれているhideという存在を簡単にご紹介させていただきます。

この辺はネットなどでも良く見れられる情報をまとめてますが、本書を読めば新しい発見もあるかもしれません。

 

 

30歳そこそこでいくつもの肩書を持っていた

音楽関係の肩書だけでもギタリスト、ヴォーカリスト、パフォーマー、プロデューサー、作曲家、作詞家、アレンジャーがあり、それとは別に自身の活動を円滑にするための会社社長でもありました。

 

周りから見たhideさんは変な人?

親しい仲間たちでもhideさんの性格は「わからない」、「不思議な人」、「宇宙人」など、一言では語れない存在となっているようです。

 

ただ、人柄としてはユニークであり、少年のような心も持ち合わせていたため、没後20年経った今でもhideさんは愛され続けています。

そしてhideさんの残した言葉や、精神は若い世代に確実に継承されています。

 

hideさんの優しさの根源

ヴィジュアル系とはhideさんで始まり、hideさんで終わった、誰かがそんなことを言っていたような気がします。つまり、それくらいhideさんは視覚情報、つまりは魅せるという事を大切に活動してきたアーティストであると僕は思っています。

 

ただ、そんなhideさんも幼い頃から自身の容姿を気にしていたということでは無く、小学生の頃はぽっちゃり体型だったそうです。それ故、教師などから心ない発言を受けたそうですが、そういう経験から人を傷つけるような事はせず、逆に、人を幸せにしてあげたいと思うようになったのかもしれません。

 

また、hideさんは暖かい家庭で育ち、複数の習い事をさせてもらうなど、比較的恵まれた環境にいたようで、成績も優秀だったようです。

ギターをしたいと思った時も、お祖母さんがギブソンをプレゼントするなど、hideさんのやりたい事を応援してくれる家族が側にいてくれたのかも知れません。

いくつもの愛情を受けて育ってきたからこそ、受けた愛情を他人にも分け与える事ができているのだと思います

 

高校の頃から注目を集める重要性を本能的に理解していた

高校に入ると「サーベルタイガー」というバンドを結成します。当時のライブハウスはアメリカ兵が多かったとの事で、ただ黙々と演奏するだけではお客さんは満足してくれないと考えhideさんは、客席に生肉をばら撒いたり、チェーンソーでパフォーマンスを行っていたようです。

 

いかにお客さんの度胆を抜くかを常に考えていたようで、この頃すでにパフォーマンスの重要性を感じていたようです。

 

また、サーベルタイガー時代にはすでに作詞作曲を行っており、リーダーであったことから、チラシ作成や日程調整、お金の計算など、マネジメント側の仕事もこなしていたようです。

 

「X」ではYOSHIKIの良き理解者であり、「エクスタシーレコード」では敏腕スカウト

 

元々hideさん自体はバンドのリーダ格的存在ですが、尊敬するYOSHIKIのためにあえて彼のサポート役に回っていたそうです。何かの雑誌で見たのですが、hideさんはYOSHIKIさんの良いところも、逆に悪いとこともしっかり理解していたため、自分が支えるところは支えないといけない!という意識が強くあったようです。

 

またエクスタシーレコードでは新人バンドの発掘に力を注いでいました。小さなライブハウスに赴くなど、常にアンテナをはって新しいものを探す事が好きだったようです。LUNASEAもhideさんが発掘したバンドの一つとなっています。

 

後に自身のレーベルを立ち上げた時も同様に自身のアンテナに引っかかったアーティス達を世に送り出しています。小さい頃、自分の好きなものを友達と共有したがる、そんな思いがhideさんにはあったようです。

 

「ヴィジュアル」へこだわり

X初期のメンバーの奇抜なファッションや髪型はhide考案によるものです。人からどのように見られるのか、また自身の内面を表現するために何が必要となっていくのかを常に考えていたようですね。

 

ソロ写真集では奇抜なヴィジュアルから異形なヴィジュアルで自身を表現しています。この写真集をみて思うのは、今のV系がやっているような事をhideさんは一通りやってきた、もしくは考察していたんだろうなという事です。

 

才能だけではなく、冷静に、緻密に計算された活動

hideさんのファーストソロツアーでは、ゴージャスなステージセット、曲ごとに変わる演出、サーカスの口上のような独自の口調が特徴的でした。また、ソロアルバム、HIDE YOUR FACEでは様々な楽曲が詰められた作品となっていました。

 

なぜこれほど特徴的なものを作り上げる事が出来たのかというと、hideさんのセンスもさながら、各分野のエキスパートを選任し、緻密に計算しながら作品を作り上げていったからなのです。

 

作品には多くの人が携わっていますので、その人達から信頼され、仕事をして行くという重要なスキルをhideさんは持ち合わせていたのでしょうね。

 

音楽以外での活動

ファッションや雑貨、ヘアサロンまでを併設した店が展開されていたようです。

それはやはり、自分の良いと思ったことをファンの人達と共感したい心の現れなのかもしれません。

 

 

実は先見の明がかなりある。

hideさんの音楽は今聞いても古く感じられないくらいのクオリティがあり、今では一般的になっている音楽技術を20年も前から活用してたとかなんとか。

 

また、音楽以外にもインターネットの可能性にいち早く気づき、ホームページを作りメールでファンとの時間を大切にしていたり、日本と海外を行き来する中で、日本の音楽シーンの特徴や文化の素晴らしさに気づいており、今でいうクールジャパンの予兆を感じ取っていたなどもあります。

 

hideさんの名言からみる性格

 

本書の醍醐味とも言えるhideさんの名言を少しだけ紹介させていただきます!

そして、そこから見えるhideさんの人柄を勝手ながら書かせていただきます。

 

 

名言①どうして裏切るんだ?だから大人は嫌いだ。

 

自身の好きだったバンドが解散した事にショックを受けた時の感想だそうです。自身がそのような経験をしているので、X JAPAN解散の時はファンも同じようにショックを受けると感じたため、作品やホームページを通してファンにメッセージをしています。

自身が経験した嫌な事は他人にも感じさせたくない。そんな他人を思いやる姿勢が様々な人を惹きつける要因の一つになっているのは間違い無いと思います。

 

名言②メンバーの中で最初にスタジオに行く。余裕を持ってステージに挑みたいからね。

常に100パーセントの状態でお客さんの前に立つ姿勢が伺えます。それはアーティストとして素晴らしい姿勢であると思いますし、多分、根が真面目なんじゃないかなとも思います。

 

名言③できることから始めよう

YOSHIKIさんの体調不良でレコーディングが進まなかった時の発言です。未来を見据え、常にポジティブであり続ける姿が見えます。

 

名言④自分のこと嫌いってわけじゃないけど、全体の30パーセントくらいは嫌いかな。

この言葉の意味は、常に最高の自分でいると何かを生み出す必要がなくなるという考えから生まれています。

hideさんほどの人でも自分に満足せず、否定したい自分がある中で活動してきたというのは、なんとも人間味溢れた人なのではないでしょうか。

 

名言⑤俺の作っているものはアートでもなんでもない。ただ楽しい事をやっているだけ。アートみたいな高飛車な言い方はクソ喰らえだ・

 

この好きな事をやり続けるという姿勢は本当に憧れます。

堀江貴文さんなんかはよく、自分の熱中するものをやり続ければそれで生きていけるようになる。という旨の発言をしています。

実際youtyuberなんかがそうだと思いますし、やりたい事をやって評価されるというのはすごい事なんだと思います。hideさんも熱中できるものには徹底的に力を注いだのでしょう。

 

また、アートという言い方を高飛車というあたり、自分の作品はアートのような高尚なものではなく、皆のそばにあるものであるものという意識がはたらいているかのようにも感じられます。

てゆか多分偉そうにしている自分が照れ臭いとか恥ずかしいと思うシャイな心があるんじゃないかなと思います。

 

 

最後に

名言集は時間があるときにまた追加していこうと思います。

次回は hideさんを身近で知っている人たちからみたhideさんを紹介できたらと思います。 

 

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