西川貴教さんの著書「おしゃべりな筋肉」に学ぶ社会を生き抜く方法


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 西川貴教さんと言えば、T.M.Revolution、abingdon boys school、西川貴教(ソロ活動)の3つのチャンネルを駆使し、20周年以上音楽業界の第一線で活躍されているアーティストです。武道館クラスならまだまだ満員御礼です。

また、アーティストであると同時に自らが社長を務める事務所で、イベントなどを手がけ、マネジメントを取り仕切る経営者としても手腕を奮っています。

 

Hey!Hey!Hey!でのダウンタウンとの絡み、ポップジャムでの司会、オールナイトニッポン放送等、西川貴教さんの会話を聞いたことのある方はご存知かと思いますが、西川さんの話術はあの明石家さんまさんも認めるレベルです。

 

僕からしたら様々な才能を持ち、アーティストとしても実業家としても成功されたように見える西川さんですが、実はかなりのネガティブ、人見知りであり、「おしゃべりな筋肉」においては以下の一文が記載されています。

 

 

自分は天才と呼ぶには程遠い「凡人」だと自覚しているし、それを恥じる気もありません。むしろ、こんな人間がジタバタしながらもこの世界で生き残ってこられた事こそが、僕の自信に繋がっているのです。

 

西川さんは自身の事を凡人と言っています。そして、飛び抜けた才能やコネクションがあるわけでもなく、前向きで明るくて社交的とは言い難い性分の自分でもここまでこれたのだから、他の人でもきっと出来るはず・・・・

 

本書は西川さんの上記のような思いから、何かに挑戦する人、何かを諦めかけている人に向けて自身の経験から少しでもヒントを得てもらいたいという思いで執筆されたようです。

 

この本は、西川貴教さんの人となりを知る事ができるファンにとっては読み応えのある本であると同時に、

集団の中で生きていく力を学ぶためのビジネス書だと私は感じております。

 

本ブログでは「おしゃべりな筋肉」を紹介するとともに、ビジネス書という目線で意見を述べて行きたいと思います。

 

 

おしゃべりな筋肉

おしゃべりな筋肉

 

 

 

 

1.心のワークアアウト7メゾット

 

本誌では心の各章毎にワークアアウトメゾットとして7つをあげています。

それがこちら

■甘える力

■バランス力

■実現力

■女子力

■ネガティブ力

■突き詰める力

■任せる力

 

西川さんは、目標を達成する時にいくつもの課題に向かい合ってきたそうですが、これらの力を駆使して逆境を乗り越えてきたようです。

それではこれらの能力とは具体的にどのような力なのか、本書に書かれている事を参考に考えて行こうと思います。

 

2.甘える力

 

西川さんはその長い活動の中で、チームを引っ張ったり、場の雰囲気を良くする人には共通して「甘える力」があり、甘え方が上手いと考えています。

甘える力とはコミュニケーションを円滑にする手法の1つであり、

■人に何かをしてもらう(お任せする力)

■自分の主張を受け入れてもらう

などの効果が期待できます。

 

甘える力がどのように身につくかですが、まず前提として、相手のエリアと自分のエリアが適切な距離感にある事が重要だと本書には書かれています。

「自分は人見知りです」と感じる人はかなりいると思いますが、そういう人は会話の際に相手に主導権をもたれ、相手のエリアに自分のエリアが押しつぶされて息苦しさを感じてしまうようです。

なので、人見知りだと思う人も、ほんの少しだけ勇気を出して自分のエリアを相手側に広げて見せれば、人見知りでも居やすい環境を作る事ができるのです。自分のエリアを広げるのは簡単に、自分が気楽に話せる話題を切り出すと良いそうです。

 

そうして、お互いが自分のエリアを適切な距離で築けた段階で、初めて甘える力を実践、身につける事ができます。

西川さんは、後輩からご飯に誘われたらお店は後輩にお任せする(甘える)、親しくなれたらいいなと思う人には飲みに連れて言ってくださいと素直に甘えるなど、意識的に行うことで、甘える力を発揮しているとのことです。

甘える力を身につけるためには、人にお願いする、自発的に一緒にいる時間を作るなどが重要な行動になってくるのかもしれません。

 

実際、自分も会社に入って思ったのが、◯◯を教えてください〜とお願いすると快く教えてくれる人って多い気がします。人は誰かに何かを教えてあげた欲求が強いからだと思うので、甘える力は持っていた方が得になる力だと思います。

ただ、2つ注意点としてあります。

1つは、教えてくれている側は教わる側の事をよく見ているということます。この子は成長するために頑張っているのか、それとも楽をしたいから自分を頼っているのかはすぐバレます。甘えさせてもらった後はしっかり感謝の気持ちを持ってお礼を言うとともに、教わったことに対してはきっちり自分の中で昇華して行きましょう。

 

2つ目は、甘えられるのが嫌いな人がいるということです。こういう人に対しては、甘えたりせず、適切なエリアをしっかり見定めるとともに距離感を大事にお付き合いをして行く方が無難です。

 

3.バランス力

 

西川さんの言うバランス力とは3つあります。

 

1つが全体を俯瞰する力です。

西川さんはSNSを通してファンと交流する際には、自身の発言を受け手がどのように感じるのか、文章、構成、タイミングなど全体を俯瞰しながら考えているそうです。

一歩間違えれば炎上する事もありますので、とても気を使ってらっしゃるようでした。

 

2つ目が相手の立場に立って自分のすべき事を選ぶ力

いくつもの仕事のオファーがくる中で、自分には無理ではないのか?などと考える事があったそうです。西川さん自身の考えではではそうかもしれませんが、依頼をしてくださった方は西川自身も気づいていない魅力を感じ取りオファーをしている。すなわち、自分の中だけで仕事のバランスを決めつけるのではなく、相手の意向も汲み取って自分の役割を考えるという意味のようです。

 

3つ目が自分の中の割合を見極める力

人は色々なタイプがいます。仕事よりもプライベートを重視する人、逆に仕事を優先する人など様々です。自分の中で何が重要なのか、その優先順位をしっかりつけて行動する事が大切だと西川さんも考えているようです。その結果として、他人から見たら心配される(西川さんは仕事が好きでプライベートの活動は意識してないそうですが、他人から見たら西川さんが仕事に追われて辛そうに見えるなど)事もあるかもしれませんが、あくまで自分の中でのバランスを保つ事が重要なのです。

 

バランス力という言葉 1つに色々な意味を凝縮しまくっている感じがしますが、それだけバランスという言葉は大切だという事ですね。

どこかにエネルギーをかけするぎると何処かで手抜きが起きてしまう可能性を常に考える事が重要なのかもしれません。

 

 

4.実現力

いくつものステージやイベントを成功させてきた西川さんですが、悔しい思いやイライラする事も含めてなんとかやり抜いて来たという感覚があるそうです。

 

T.M.Rデビュー前に西川さんはバンド解散という経験をされており、苦労されていた時代が続いたそうですが、その反動もあって、「絶対売れたんねん!」という上昇が非常に高くなっていたようですね。

常に明日がない状態であるため、出演した番組で実績を残さなければならない、そのためにはなんでもやるという気持ちでいたそうです。

常に最高の実績を出すために、精神的にも肉体的にもいろんな事を想定して準備していたそうで、その姿勢は今でも貫かれています。

 

現在の活動では、若いスタッフの意見を積極的に取り入れ、良いものを作るように務めており、会議を行うに当たっても事前の準備をしっかりしておくように指示しています。

また、一度話して伝わらなかった事でも、自分がその考えに行き着いた経緯等を時間をかけて説明するそうです。時には理解が得にくく、心が折れそうになる事もあるそうですが、それでも結果にこだわってやり続けた結果が今の西川さんを形成されているのかもしれません。

 

5.女子力(おばちゃん力)

SNS等で自己アピールする女子力と本性席で掲げている女子力の意味はかなり違っています。西川さんのいう女子力とは観察力の高い人の事を指しており、一言で言えば気の使える人という意味になります。

 

また、西川さんはおばちゃん力を使いこなしており、自分には理解し難い話が出ても「そやな〜」と否定しない。包容力豊かな肝っ玉母ちゃん的な立ち位置でいることを意識しているようです。

 

 

6. ネガティブ力

ネガティブ=暗いとかマイナスのイメージがありますが、明るい人もいれば暗い人もいる。それは仕方のないことです。ただ、ネガティブだから明るい人よりも劣っているのかと言えばそれは違います。

ネガティブっていうのは良い点を挙げれば、未来の事をよく考えて、様々な困難などを想像できる「使える力」となります。

このネガティブ力と先ほど紹介した実現力を組み合わせる事で、未来の危惧すべき事を想像し、それに対処するための準備ができるという事になります。

 

西川さんもネガティブな性格との事ですが、右も左も分からない芸能業界で生き抜いて来たのは、ネガティブさから生まれる石橋を叩いて渡れという慎重な性格のおかげだとも言っています。

 

またネガティブ力には負けて悔しいという意味もあります。他人を羨んだり、妬む事は西川さん自身もあったそうですが、それは羨む対象に対して非常に関心を持っているという事であり、反骨精神を生み出す事にも繋がります。

ネガティブ力をマイナスなものと感じず、その力をうまく利用する事が重要という事ですね。

 

 

 7.突き詰める力と任せる力 最後に

 

 最後に突き詰める力と任せる力がありますが、ここは面白いところなので是非直接読んでみてほしいと思います!。中古本とかでも結構見かけるのでサラッと読んでほしいです。

 

突き詰める力ではそれと同じくらい息抜きをする事の重要性が書かれており、任せる力では人に任せる事でより高度な事が可能になったり、より重要な事に関する時間を作れるようになる事が書かれています。

 

最後にな入りますが、本書では西川さんの20年近い活動における節目節目の感じていたことなども書かれており、読み応えもあります。

 

ただ、紹介した7つのメゾットを具体的にどのように見つけたのかなどが書かれていないので、物足りなさを感じてしまいました。結局西川さんが持って生まれた能力を上手く活かしてきただけじゃないの?というのが正直な感想です。

 

とは言え、感じることは人それぞれでしょうし、是非機会があれば読んでいただきたい一冊です。

 

それではまた〜\\\\٩( 'ω' )و ////

 

www.karasu100.com

 

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