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【レビュー・感想】DIR EN GREYとthe GazettEの違い ヴィジュアルロックの継承者たち

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DIR EN GREYとthe GazettEは共にヴィジュアル系ロックのDNAを継承しており、今も音楽シーンの最前線を走っています。

 

the GazettEは活動初期こそ初期DIR EN GREYの影響を強く受けていた様に感じられますが、独自性のないバンドが15年以上最前線で活動出来るほど音楽シーンは甘くはありません。the GazettEは今では唯一無二のヴィジュアル系の王とも言える存在になっており、DIR EN GREYもまた、国を代表するヘヴィメタルバンドへと変貌を遂げています。

 

しかし今だにthe GazettEはDIR EN GREYのパクリバンドだという認識を持たれている方がいますので、本ブログではthe GazettEとDIR EN GREYでは大きく何が違うのかを綴っていきます。

 

CD売上から見る両者の違い

世界ではデジタル配信が主流になっていますが、日本においてはCD売上枚数がアーティストの実力を表現する1つのバロメーターである事に違いはありません。

 

そこでDIR EN GREYとthe GazettEが世に放った過去3作品分のオリジナルアルバムのセールスを見てみます。

 

DIR EN GREY

〈アルバム〉

【2011年】「DUM SPIRO SPERO」:4万0000枚

【2014年】「ARCHE」:3万0000枚

【2018年】「The Insulated World」:2万3945枚

 

the GazettE

〈アルバム〉

【2013年】「BEAUTIFUL DEFORMITY」:2万3000枚

【2015年】「DOGMA」:2万2000枚

【2018年】「NINTH」:1万8979枚

 

 

CDが売れない時代を表すように両者ともセール数は減少しています。

 

売上枚数ではDIR EN GREYの最新アルバム「The Insulated World」が、2013年にthe GazettEが発売した「BEAUTIFUL DEFORMITY」と同程度の枚数となっており、セールスの点からはDIR EN GREYの方が人気があるように見えます。

 

ただし、セールスの減り幅だけを見ればthe GazettEの方が少ないため、固定客はthe GazettEの方が多いのかもしれません。

一方、DIR EN GREYはアルバム毎の個性がかなり違うため、ファンの流動性(ファンが離れたり、新規ファンが増えたり)が大きい可能性があります。

 

ただ、両バンドともオリコントップ10以内には君臨してますので、国内のバンドとしては確固たる地位を確立していると言っても過言ではありません。

 

上記したセール数ですが、こちらのサイトで調べています。

エンタメの殿堂:DIRENGREY

エンタメの殿堂:theGazettE

自分でも調べてみましたが、オリコン、ビルボード集計から算出しているようで、概ね正確な値だと思います。

 

ツイッターのフォロワー数から見る違い

 

アーティストは情報発信ツールとしてツイッターを活用していますので、フォロワー数が多いに越したことはありません。それでは、フォロワー数を見てみます。

 

DIR EN GREY

〈フォロワー〉

【DIR EN GREY Official Twitter】:91,732フォロワー

【京】:54,812フォロワー

 

the GazettE

〈フォロワー〉

【the GazettE STAFF】:112,460フォロワー

【RUKI】:237,37フォロワー

【葵】:162,551フォロワー

【れいた】:111,849フォロワー

 

バンドの公式ツイッターは、the GazettEの方が二万人ほど多くなっています。また、バンドメンバー個人のフォロワー数を見て見るとthe GazettEの方が多いのが分かります。

 

バンド及びメンバー個人の公式ツイッター数が少ないDIR EN GREYの方がセールスの売上が多い事を考えると、DIR EN GREYのファンは熱狂的なファンが多く、一人で複数購入している人が多い様に見えます。ただ、アリーナや武道館の動員数を考えると、かなりの数のファンがいるのが分かりますので、理由は他にあると思います。

 

おそらくですが、DIR EN GREYのファンは、ツイッター上から知り得る事の出来る情報(アーティスのプライベート状況や思考)をさほど重要視していないのだと思います。

バンドメンバーを好きになったから楽曲を聴くのではなく、純粋にDIR EN GREYが生みだした楽曲達に魅力を感じているファンが多い気がします。

 

一方のthe GazettEはメンバーの近況報告や趣味嗜好のツイートが多く、一見固そうなバンドの雰囲気とは違った人間味のある一面を垣間見ることができます。

the GazetEは楽曲に加えて、自らの人となりに魅力を感じてくれているファンが多い様な気がします。

 

ビジュアル面の違い

DIR EN GREYは脱ヴィジュアル系

DIR EN GREYはVULGARの頃からヴィジュアル系では無くなっています。理由としてリーダーの薫は「もっと自分たちの内面を表現していきたいと思い始めた時に、そういう(派手な)格好をしていると、どんな気持ちで演奏しても同じに見えてしまうような気がした」、「曲への気持ちの込め方が濃くなってきて、派手な格好では逆に曲に負けているような感じがして」と語っています。

 

一度はヴィジュアル系シーンから出たいとの想いもあったそうですが、現在はヴィジュアルジャパンサミット、LUNATIC FEST.への参加など、自分達がヴィジュアル系シーンにいる事を否定していない様でした。

 

the GazettEはヴィジュアル系を貫く

X JAPAN、LUNA SEA、黒夢など歴史を作り上げてきたヴィジュアルシーンのミュージシャン達も、時とともにメイクを薄くしていっているのですが、the GazettEだけは唯一無二にヴィジュアル系を貫いているといっても過言ではありません。

 

今の音楽シーン全体で、ヴィジュアル系として成果を出しているのは間違いなくthe GazettEだけでしょう。そして彼らの横にも下にも上にもヴィジュアル系の顔としてシーンを支える人材はいません。

ヴィジュアル系と呼ばれるものは今やthe GazettEだけであり、他の追随を許さない一強といっても良いかと思います。

 

DIR EN GREYが楽曲のために脱ヴィジュアル系をしたのに対し、the GazettEはヴィジュアル系を捨てずに楽曲を進化させ続ける、決定的な違いがあります。

 

メンバー間の距離感の違い

DIR EN GREYは個性の集合体

VULGAR当たりまではテレビなどで仲良さげに冗談を言い合う姿が見られましたが、今はその様なスキンシップをする場面はほとんど見られません。

メンバーそれぞれが自立したアーティストであり、強い個性を持つメンバーが変化し続ける「DIR EN GREY」に必要なものを常に考えている感じです。

 

個性のぶつかり合いが過ぎれば崩壊してもおかしく無いのですが、20周年もバンドを継続させている背景には、バンドを第一に考え、メンバーがお互いの距離感を考え続けているからかもしれません。

 

the GazettEは結束力が強い

the GazettEはメンバー同士が非常に仲良しです。ツイッター上でのお互いの絡みも多くありますし、ラジオではお互いをいじりあっています。個人的にはお互いを「お前」と連呼しあっているのが少し気になりますが、それくらい仲良しという事です。

 

しかし、身内同士の絆が強い故に、フェスなどの他のミュージシャンが一緒にいる場だとバンドメンバーだけで固まってしまう事もあるそうです。

 

the GazettEはバンドのために必要な音や楽曲を提供するのではなく、自分達5人の音楽があって、次にバンドがあるという感じがします。

 

 

音楽性の違い

共通点

どちらのバンドもヘヴィロックを基盤に試行錯誤を重ねた独自の音楽を生み出し続けています。両バンド共に楽曲にはジャンルの壁は見られず、世界でも十分に通用するレベルの音楽を提供し続けています。

上記した点はDIR EN GREY、the GazettE共に共通する点ですが、逆に異なる点は何かを考えてみます。

 

DIR EN GREYは「生々しさ」と「禍々しさ」を持って痛みを振りまく

国内では規制されるほどのMVや、生々しく禍々しい文字の羅列、叫び、怒り、狂い、時には神々しくもあるヴォーカル京の色彩豊かな表現力。人の痛み、負の感情をこれほどまでに表現しているのは世界各国でも稀有であり、国内だけなら間違いなく一番でしょう。

 

the GazettEは「美しさ」と「凶暴性」を持って一点を撃ち抜く

MVでは外人を起用することが多く、耽美的な部分が多く見られます。歌詞も生々しいというよりは叙情的という表現が相応しく感じます。またルキさんの歌声は低めであり地に足のついた凶暴な低音ロック向けのものとなっています。

 

アーティストとして

DIR EN GREYは各々が個別の活動を行なっている

京さんのsukekiyo、DieさんのDECAYS、ToshiyaさんのDIRT、ShinyaさんSERAPHなど、DIR EN GREY では表現しきれなかったアーティストしての能力を表現しています。

 

the GazettEは作品を芸術に昇華する

 プロジェクトダークエイジにある様に、楽曲の世界観をより固めるために、多くのトップクリエイターと共通の世界観を生み出そうとします。

 

 

DIR EN GREYとthe GazettEの違いまとめ

DIR EN GREYは

・セールス自体はthe GazettEよりも多いがファンの流動性が見られる。

・メンバーの魅力よりは「DIR EN GREY」としての音楽性が評価されている。

・楽曲を活かすために脱V系を行う。

・メンバー間は個性が強く、「DIR EN GREY」のために自らを捧げている

・音楽性は生々しく禍々しい。

・メンバー間の個々の活動がある。

 

the GazettEは

・固定したファンが多くいる。

・音楽性に加えて、メンバーそれぞれキャラクターが評価されている。

・V系を貫きつつ楽曲を活かそうとする。

・メンバー間の結束が強く、その結果が「the GazettE」を生み出している

・音楽性は美しく凶暴性がある。

・他のアーティストを巻き込んで作品を作り上げる。

 

 

以上です!ご意見ありましたらコメント欄にお願いします。

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