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【ビジネス】コンサルタント式 検索読書術

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1. コンサル流読書術は未知の分野に取り組む際に役に立つ

 

先日のブログでご紹介していますが、今後存続を続ける企業とは、一時的な競争優位性を獲得し続ける企業と言われています。

www.karasu100.com

 

一時的な競争優位性を獲得するためのポイントの1つに、イノベーションを習熟するというものがありますが、イノベーションを起こすためには未知の分野への勉強が欠かせないこととなります。

 

一般的に未知の分野について修学するためには、膨大な量の資料を読み漁り、時には専門家を招いて勉強会を実施することになりますが、それでも限られた時間の中で知識を十分に増やすのは容易なことではありません。

 

ところが、コンサルタントは未知の業界についての膨大な資料を、数日のうちには要点を押さえ取りまとめるといった事を可能にしています。

 

これを可能にしているのが、コンサルタント式 検索読書術 と呼ばれるものです。

本記事は下記を参考に作成しております。

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

  • 作者:大石 哲之
  • 発売日: 2014/07/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

2. コンサルタント式 検索読書術

コンサルタント式 検索読書術の基本は

  • ①読書の目的を絞る、明確にする
  • ②WEB検索をするように目次ベースで当該箇所を拾っていき、重要な部分だけを読む
  • ③なるべく多くの文献を広く浅く当たる

 

というものです。

この読書法は多くのコンサルタントに共通しています。

 

まず、①読書の目的を絞る、明確にするについてですが、多くの人が自分の知りたい事を明確にせずに、本を一冊まるっと読んで新案のヒント等を得ようとしています。

もちろん、それでも良いのですが、本の中には自分にとって必要でない情報が多いものです。一冊読み終えた後で参考になった情報を取捨選択する時間を考えると、膨大な時間が必要となってしまいます。

 

そこで、はじめに読書の目的を明確にして本を読むようにする必要があります。

同じ本を読んでも、目的や目的意識が違えば、抑えるポイントも違うし、読み取る箇所も変わってきます。

「本を読んでヒントを得る」のではなく、「本を読んで知るべき事」を明確にするのです。

 

 

次に②WEB検索をするように目次ベースで当該箇所を拾っていき、重要な部分だけを読むについてです。

 

「本を読んで知るべき事」がわかったら、目次や該当用語を書籍内から探し出し、必要と思う情報だけをサクッと読んでいきましょう。

私たちはインターネットを駆使し情報を得ようとするときは無意識にこの作業を行っているのですが、読書となると頭からお尻まで読んでしまう癖があります。

コンサルタントが膨大な資料から要点を押さえ、業界に精通するクライアントに納得してもらう資料を提供できるのは、書籍を丸っと読むのではなく、目的を持って書籍を選び、webサーチ的な読書法を行っているからなのです。

 

最後に③なるべく多くの文献を広く浅く当たるです。

一冊の書籍から抜き取る情報量は書籍全体からすれば少ないページ数ですみます。

 

あとは読む量を増やす事で必要な情報をどんどんと補完してゆくのです。

大量の資料を用意して、検索と拾い読みを行うプロセスをコンサルは日常的に実施していますので、彼らはどの業界のこと(厳密にはお客さんが抱える、業界のピンポイントな悩み)もしっかりと話ができるレベルまで学習しているのです。

 

3. 何冊も本を読むと、似たような事が書いてあるので記憶に残りやすい

広く浅く読むと、本当に記憶できているのかと不安になると思いますが、似たような考え方が記載されている事がかなりあるので、復習しているような感覚になります。

また、「あの本ではこの事について別のような意見を出していた」というケースもありますが、一つの事象に複数の意見がある事がわかると、より一層学びに深みが生まれ、記憶に残りやすくなります。

 

一つの本をじっくり読む事は大事な事だとは思いますが、情報収拾する目的があり時間が限られているときは、なるべく多くの書籍から必要な情報のみを抜き取る事が重要となります。